
ProPlusで滞りない固定資産の全社管理を実現し、 決算業務は約20%の削減に成功
主管部門、経理部門ともに業務効率が大きく向上
「世界中の人々に愛されるスモールカーづくり」を掲げ、革新的なクルマを提供し続けているダイハツ工業株式会社。同社において、固定資産管理は経理部門だけでなく生産に携わる全部門が関係する業務だ。10年来利用していた固定資産管理パッケージが経年劣化し、全社の不満が高くなったためリプレースを決断。性能とともに柔軟な資産検索機能や管理しやすいデータ保持手法を評価し「ProPlus固定資産システム」を採用した。この導入により、全社レベルでの固定資産管理の業務効率が大きく向上した。
ダイハツ工業株式会社の主な固定資産は生産設備や機械装置である。年によって若干上下するが平均10数万件が管理の対象となっており、その大きな特徴は資産異動だ。生産準備プロセスを主管する生産技術部門では生産設備を準備し、実際にそれでクルマが生産できるかどうか責任をもって見極める。そして、いざ量産が可能な段階になったら、量産プロセスを主管する工場へそれら生産設備一式の所管を移し、資産管理するのである。1プロジェクトの異動で扱われる固定資産はときに数千件に上ることがあるという。このような体制であるため、固定資産管理は経理部門のみならず、生産に携わる全部門で必要な業務となっている。
2008年頃、同社では約10年間利用していたパッケージの固定資産管理システムに不満が寄せられるようになっていた。長年にわたるデータ蓄積、ハードウェアの経年劣化でレスポンスが著しく低下していた。…
10年利用のパッケージに 全社から寄せられるようになった不満

(左から)
ダイハツ工業株式会社
ICT室 副主任 中村 恵実氏
経理室 財務グループ 主任 藤本 英寿氏
経理室 財務グループ 課長酒井 啓策氏
経理室 財務グループ 課長 小森 健司氏
ICT室 主任 大野 裕昭氏
2008年頃、同社では約10年間利用していたパッケージの固定資産管理システムに不満が寄せられるようになっていた。長年にわたるデータ蓄積、ハードウェアの経年劣化でレスポンスが著しく低下していた。…
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お客様プロフィール

ダイハツ工業株式会社
ダイハツ工業株式会社は、2017年に創立110周年を迎え、これまで培ってきた強みをさらに磨きながらこれから新しくめざす姿として、新スローガン「Light you up」を策定した。意味するところは「顧客一人ひとりを照らし、きめ細やかな商品やサービスを実現することで、輝いたライフスタイルを提供すること」「暮らしや環境への負担が少ないスモールカーで軽やかな気持ちを提供すること」。今、2つのミッションに同社は果敢に取り組んでいる。
所在地 | 大阪府池田市ダイハツ町1番1号 |
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代表者 | 代表取締役社長 奥平 総一郎 |
公式サイト | https://www.daihatsu.com/jp/ |
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担当 営業本部
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