5.IFRSにおけるコンポーネントアカウント

Q. コンポーネントアカウントって何?

A. 資産項目の重要な構成部分について個別に償却をする方法です。

コンポーネントアカウントとは、有形固定資産の全体の取得価格に関して重要な取得原価を持つ資産項目の構成部分について、個別に償却をする方法です。IFRSではコンポーネント単位での減価償却計算を要求しているので、ここは大切なポイント。個別に減価償却を行うため、各資産項目については、耐用年数をそれぞれ決定し、別々に償却計算を行う必要があります。そのため、IFRSを適用した後は、資産の重要な構成要素の把握や区分の方法等、一定の基準を企業毎に決定しなければならないのでご注意を。

Q. 具体的な例を教えてください!

A. 例えば鉄道車両では、車両本体/モーター/パンタグラフに区分します。

鉄道車両について、日本基準では車両単位での償却を実施しています。この管理単位が、IFRSを適用すると、車両本体・モーター・パンタグラフ・窓・ドア・車両等に区分した管理体系になります。モーターは車両の中でも重要な構成要素であり、耐用年数が異なると考えられるため区分して管理します。また、パンタグラフ・窓・ドア・車両等は定期的な交換を必要とされるため、区分して管理します。

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