使用権モデルの考え方 Q. 使用権モデルって何? A. リース処理の根本が変更になる、影響が非常に大きい会計処理です。 使用権モデルとは、すべてのリースについては借手がリースの使用権を資産計上、リース料の支払義務を負債計上する会計処理です。この使用権モデルは、その内容について、IASB(国際会計基準審議会)とFASB(米国財務会計基準審議会)で2016年1月に最終基準書が公表され、2019年1月より始まる事業年度より適用が決定しました。本改正により例えばオペレーティングリースであってもリース資産を財務諸表にオンバランスすることを要求しており、リース処理の取扱いが非常に煩雑になるといわれています。 IFRSまるわかり相談室 IFRSまるわかり相談室に戻る