耐用年数における理論武装 Q. 重要性のない資産について、従来どおりの耐用年数を使用する際の適切な理由は? A. 見直した場合の当該資産の評価額への影響を見積った上で、重要性で判断したという理由付けが考えられます。 重要性に乏しいことを証明する手段としては、次のようなものがあります。仮にIFRS適用時に耐用年数を見直したとしましょう。この場合、純利益にいくらの影響があるかを見積ることにより、企業の規模との照らし合わせが可能となります。これらの数字を計算し明示することにより、重要性の基準値と比較して「重要性に乏しい」という判断の妥当性を表すことができると考えられます。 IFRSまるわかり相談室 IFRSまるわかり相談室に戻る