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鈴木勝喜 取締役会長退任のごあいさつ

2023/06/20

世界で最も優れた固定資産管理ソリューションを提供する会社へ
~期待を超える進化型speciality~

謹啓

鈴木 勝喜

風薫る初夏の候 皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
私 鈴木勝喜は、2023年6月20日の当社定時株主総会をもって取締役会長を退任いたしました。人生の過半を、情報系ビジネスに注力してきました。その間、お客様をはじめとした関係者の皆さまからの言い尽くせない程の御引立て、ご指導を頂きました。また、プロシップグループの従業員として参加し“基本理念Speciality for Customer”を信奉し、多くの難しいプロジェクトを成功させて、理念の実現に貢献してくれた人達、更に陰ながら心づよく惜しみない御支援をして下さった社員の家族の皆様方、これらすべての皆様に心から感謝申し上げます。
なお、仕事は、それぞれ大きな社会的使命があり、それをこれまで申し上げてきた皆々様と一緒に進められてきたことに限りない誇りを感じております。

およそ、40年位前は、業務系システムは、企業毎に設計、開発、運用するのが主流でした。当社では、システム開発と運用効率を劇的に高める可能性があるパッケージ(既製品化)による導入利用の新しいビジネスモデルづくりへの挑戦をわずか数人で開始しました。当初は失敗と苦戦の日々でしたが、日本の先進的企業のシステム部門、経理部門の皆さんから激励があり、基本設計、開発手法等についての具体的支援もあり「パッケージ・ライセンスビジネスモデル」を前進させることができました。販売当初は当然ながら赤字続きでしたが、人材の採用・教育も進み、開発やサポート体制も整備され、パッケージ利用社数が増加する中で、多様なベストプラクティスを搭載した機能・性能、短納期、コストパフォーマンスの良さ、さらにシステムの安定性が高く評価されました。そして遂に2021年には、先進的企業・上場企業等に累計導入利用5000社に達しました。ご承知の通り、現在は東証プライムに上場しており、さらに商品・サービスを充実させ、営業活動を進めております。

ここ数年、導入利用企業よりProShipのProPlus総合固定資産管理システムは、“世界で最も優れたソリューションシステムの1つ”ではないかと高評価をいただき自信と強い誇りを感じております。すでにProPlusはIFRS(国際会計基準)に準拠しており、ASEAN地域では約200事業所で利用いただいており、米国等への市場参入も準備中です。2000年頃から、「Global Visionary Company」という壮大な将来像を具体的に考えはじめました。ブレない基本理念「Speciality for Customer」に加えて、以下のような社風、文化〔①オープンで豊かな異文化対応力を高める、②厳しい市場で活躍できる個性的でSpecialityな能力のStep upを続ける、③チームワークで圧倒的な仕事完遂力を高める、④類い希なCircle of Safetyを土台とし仕事の充実感、やりがい感がある進化型組織を生成する〕の醸成を続けています。

時は今、AIの本格利用の時代に入りつつあり、社会、経済の情報化はさらに進化中です。また、システムの拡張や機能強化が迅速、ローコストで対応可能な新しいアーキテクチャーの導入検討を進めております。
“Speciality for Customer(基本理念)”を基軸にして、日本をはじめ世界の企業ユーザーが必要とする真のソリューションシステムの提供にProShip Groupは、全力で邁進して参ります。

これからもお引き立て、お付き合い下さるよう、よろしくお願い申し上げます。
謹白
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