導入事例

グループのIFRS対応に起因した決算早期化プロジェクトを始動
属人化したExcel管理を脱却するため「ProPlus固定資産システム」を導入

グループでの決算早期化達成に向けた固定資産管理システム強化
タイ精線株式会社は、ステンレス鋼線のトップメーカー日本精線株式会社の海外子会社だ。同社ではIFRS対応に起因したグループの決算早期化達成意向を受け、Excel管理していた固定資産管理業務を改革することになった。そこで採用したのが親会社である日本精線が10年来利用する「ProPlus固定資産システム」で、連携性や決算帳票作成機能、建設仮勘定サブシステムの存在、複数帳簿対応が評価された。コロナ禍にも関わらず迅速な本番稼働を果たし、7営業日での安定的な決算書完成に目途が立てられている。

3,000件もの固定資産をExcel管理、 決算書完成までに10日間を要する

1988年に、日本精線株式会社の海外拠点として設立されたタイ精線株式会社。同社の製造するステンレス鋼線は、建築、電子機器、コンピュータ、自動車などあらゆる産業分野で多面的に利用される。たとえばばね用線は厳しい品質管理のもと安定した加工性で世界中の顧客から好評価を得ている。また、スマートフォンや半導体基板、スクリーン印刷や高性能濾過装置向けに製造される極細線は直径10数ミクロン単位に迫る。現在、同社はタイにおいてNo.1メーカーとなることを目標に、月産1,000トン製造体制の確立に向け設備投資を加速。その意欲的な取り組みは業界紙にも取り上げられた。

親会社である日本精線は、大同特殊鋼株式会社を親会社とし、タイ精線は大同特殊鋼から見ると孫会社にあたる。その大同特殊鋼が2018年、IFRS対応を検討し始めた。IFRSでは原則としてすべての子会社を連結し、決算期を統一…

タイ精線株式会社
ゼネラルマネージャー
江崎 豊亮氏

タイ精線株式会社
ITセクション アシスタントマネージャー
チャイヤサック氏

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お客様プロフィール

タイ精線株式会社

大同特殊鋼グループのステンレス鋼線メーカーである日本精線株式会社のタイ国製造販売拠点として1988年に設立。ネジや厨房雑貨などに使われる軟質線・冷間圧造用線からスタートし、現在ではバネ用線や16μmまでの精密金網用極細線、25mmまでの自動車部品用線なども手掛ける。同国でNo.1メーカーとなることを目標に、月間1,000トン製造に向けた設備投資を加速。タイおよび日本で大きな注目を集めている。

所在地 Bangpoo Industrial Estate 533
Soi 8 Moo 4, Sukhumvit Road,
Tambol
Praeksa, Amphur Muang,
Samutprakarn 10280, Thailand
代表者 山本 雅映
公式サイト https://fact-link.com/mem_content.php?pl=jp&mem=00002976&page=00013337

導入製品

ProPlus固定資産システム

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ProPlus建設仮勘定サブシステム

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受付時間 平日 9:00〜18:00
担当 営業本部